【図書館情報技術論】インターネットとWWW

試験対策

設題例

インターネットとWWWの関係を説明せよ。

設題の要求

  • インターネットとは何か
  • WWW (World Wode Web)とは何か
  • 両者がどのような役割分担によって情報利用を可能にしているか

回答の型:「概念の提示+関係づけ+まとめ」の要件提示型

概念の提示(それぞれの役割)
→ 関係づけ(どの層で機能しているか)
→ まとめ(ユーザーにとって何が可能になるか)

3点目は「関係」を具体的に書くために方向付けをした、という位置づけなので、必ずしも要求されているわけではないかもしれません。

回答例

概念の提示

インターネット

インターネットとは、世界中のコンピュータやネットワークを相互に接続し、データ通信を可能にする巨大な通信網である。インターネットプロトコル(IP)を利用することで、接続された端末同士は世界中どこからでも通信できる。すなわち、インターネットは異なるネットワークやコンピュータを結び付け、情報交換を可能にする基盤的なインフラである。

インターネット通信ではTCP/IPと呼ばれる通信規約(プロトコル群)が用いられている。IPはデータの送信先を識別する「住所」の役割を担い、TCPはデータを小さな単位(パケット)に分割して送受信し、正しく再構成されるよう管理している。なお、IPアドレスは数字の羅列で表されるため、人間にとって分かりやすいドメイン名を対応させて利用している。

WWW

WWWは、インターネットの上で提供されるサービスの一つであり、HTML・HTTP・URLといった技術を利用して、情報やWebページを相互に結び付け、閲覧できるようにする仕組みである。これにより、ユーザーはインターネット上の膨大な情報へ容易にアクセスできる。

情報が世界中のサーバーに保存され、必要に応じて取得できる分散性、瞬時に情報を入手できる即時性、ハイパーリンクを通じて関連情報に簡単に移動できる相互参照性が、WWWの特徴である。

なお、インターネットにはWWW以外にも、ファイル転送(FTP)、電子メール(SMTP、POP3、IMAPなど)といった多様な機能が存在する。したがって、WWWはインターネットの重要なサービスの一つに過ぎず、インターネットそのものではない。

関係づけ

「インターネット ⊃ WWW」の関係を示す

インターネットとWWWは密接に関係しているが、役割と範囲は異なる。

インターネットは世界中のコンピュータやネットワークを相互に接続し、データ通信を可能にする基盤的なインフラであるのに対し、WWWはその基盤の上で動作するサービスの一つであり、情報やWebページを結び付けて閲覧可能にする仕組み。

つまり、インターネットが「通信基盤」であるのに対し、WWWはその上で提供される「情報利用の仕組み」である。

まとめ

インターネットは世界規模の通信網として多様なサービスの基盤を提供し、その一部としてWWWが存在している。WWWは特に、ユーザーにとって直感的で使いやすいインターフェースを実現し、インターネットが急速に普及した。

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