【児童サービス論】「子どものレファレンス」と「子どもの本のレファレンス」

試験対策

設題例

「子どものレファレンス」と「子どもの本のレファレンス」を比較し、その違いをわかりやすく説明せよ。

設題の要求

  • 子どものレファレンスとは
  • 子どもの本のレファレンスとは
  • 両者の違い

回答の型:「概念の提示+比較+まとめ」の概念比較型

概念の提示
  □ レファレンスサービス
  □ 子どものレファレンス
  □ 子どもの本のレファレンス
→ 概念どうしの比較(相違点と共通点)
→ まとめ

回答例

概念の提示

まず前提として、両者はいずれもレファレンスサービスに含まれる

レファレンスサービスとは、利用者の質問に対して、求める適切な資料を提供するサービスであり、図書館資料やデータベースなどの外部資料を参照して得られる「典拠のある情報」を提供するものである。

子どものレファレンスとその傾向

子ども自身が情報を求めてレファレンスを利用することである。子どもの語彙力では、本当に知りたいことを言語化できない場合がある。そのため、子どもが発した言葉だけで判断せず、背景にある“本当に知りたいこと”を探る必要がある。

例えば「かたつむりとナメクジは同じなの?」という質問が、実際には「どちらが強いか」を知りたい場合もある。また、文章だけでは理解しにくいため、知識の絵本など、絵でわかりやすく解説された資料を提供することが望ましい。

子どもの本のレファレンスとその傾向

児童書を探してもらうレファレンスである。特定の本を探す場合と、本を提案してもらう場合に分けられる。

特定の本の場合、タイトルがわかればすぐに検索できるが、昔読んだ本などは情報があいまいであることが多く、丁寧なヒアリングが必要である。

本の提案の場合、対象の子どもの年齢や希望のジャンル、読み聞かせ会の主旨やテーマなどを確認し、適切な選書を行う。いずれの場合も、十分なヒアリングをもとに提案することが求められる。

概念どうしの比較

依頼者、探しているもの、共通点の3点から

子どものレファレンスは子どもが依頼者であるのに対し、子どもの本のレファレンスは依頼者が子どもに限らない。また、子どものレファレンスは情報を、子どもの本のレファレンスは児童書を探している。どちらも丁寧なヒアリングを通じて、依頼者が求める情報や資料を適切に提供することが重要である。

まとめ

子どものレファレンスは子ども自身が情報を求めるサービスであり、子どもの本のレファレンスは子どもに限らず児童書を求めるサービスである。この違いに加え、どちらの場合も、司書による丁寧なヒアリングを通じて、依頼者が本当に知りたい情報や適切な児童書を提供することが不可欠である。

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