【情報資源組織演習】講義選択から単位修了試験まで

科目別ノート

講義の選択

情報資源組織演習のメディア(オンデマンド)授業は、2人の講師のうちいずれかの講義を選択できます。

シラバスを参照し、出版社発行のテキストが指定されていたこと、またプロフィールから実務経験を積まれていることが分かり、実践的な内容を学べそうだと感じたため、蟹瀬智弘先生の講義を受講しました。

もうひとりの講師は、毎回ダウンロード資料が用意されるためテキスト購入費を抑えられる点に魅力を感じました。ただ、当時は個性の強いテキストに苦労していた時期でもあり、自分には標準的な構成の教材のほうが取り組みやすいのではないかと考えました。また、公開されている情報から講義内容の具体的なイメージを十分につかむことができなかったため、今回は見送りました。

(テキストに関しての苦労はこちらの記事へ)

受講申請後の流れ(2025年度実績)

  • 10月15日 メディア(オンデマンド)授業 受講申請締切
  • 10月18日 受講確定通知(当日に指定テキストを購入)
  • 11月1日 受講開始
  • 1月25日~31日 単位修了試験期間(期間内に1回受験)
  • 2月20日 成績発表

※履修確定前にテキストを購入してよいか迷いました。確定当日はオンライン書店の在庫が少なく表示されていたため早めに購入しましたが、その後すぐに補充されており、必ずしも急ぐ必要はなかったように思います。

※シラバスおよび講義内で、件名標目表は手元にあると学習しやすいとの案内がありました。ただし高価な資料であるため購入を迷う方も多いと思います。実際には、テキストを十分に活用することで対応可能でしたが、参照できる環境があると理解しやすい場面もありました。

講義の内容

講義はテキストに沿って進みます。FRBR、日本目録規則、分類、件名標目表などについて説明を受けた後、講義動画を一時停止してテキストの演習問題に取り組み、その後に解説を確認するという流れです。

テキストだけでは理解しにくい部分や説明が不足していると感じる点については、講義の中で補足が行われるため、演習に取り組みやすい構成になっていました。適宜メモを取りながら進めると理解しやすいと思います。

演習では、「情報資源組織論」のテキスト付録に掲載されている各種資料の目録例が参考になりました。

ディスカッション

全5回の講義のうち、目録規則および件名標目表に関する回の後に、学習の工夫や難しいと感じた点などを学内システムに書き込みました。

情報サービス演習のディスカッションとはやや性格が異なり、他の受講者の学習方法を知ることができるため、互いの工夫を参考にできる雰囲気がありました。

ミニテスト

各回の最後にミニテストがあります。講義内容に沿った問題が中心で、理解しているつもりでも誤答してしまうことがあり、理解度を確認する機会として役立ちました。

採点はされますが、何度でも再受験できます。受験回数は記録されますが、回数の多さが不利に働いたという印象はありません(あくまで個人の感想です)。修了試験前には、理解度の確認のため繰り返し受験しました。

テスト対策

第1回講義の冒頭で、講師から「テキストの演習問題を解けるようになれば対応できる問題を出題する」と説明がありました。その方針に沿って、テキストの演習問題を繰り返し解きました。

件名標目表については、件名として使用される語に蛍光付箋を貼って参照しやすくしました。また、巻末に掲載されている件名標目表(抜粋)にどのような語が含まれているかを把握しておくようにしました。

メディア単位修了試験

架空の図書を題材として、著者表示や体現形の記述方法等を問う目録問題のほか、分類および件名標目表に関する問題が出題されました。全体として、目録に関する問題の比重が大きかったように感じました。

テキストの演習問題に取り組んでいれば、十分に対応できる内容でした。

総じて

情報資源を利用者が発見できるようにするために、どのように目録を作成し、分類し、件名を付与するかを学ぶ科目です。一定の規則にもとづいて整理されている一方で、状況に応じた判断が求められる場面もあり、複雑で興味深い分野だと感じました。

情報サービス演習の後に受講したことで、情報サービスが検索者の視点に立つ科目であるのに対し、情報資源組織は検索を可能にするための索引語をどのように付与するかを扱う科目であり、両者が相補的な関係にあることが理解できました。

補足

演習科目は「メディア授業」と「スクーリング」のいずれかを選択できます。本稿はメディア授業のみを受講した経験にもとづいており、スクーリングについての情報は持ち合わせておりません。あらかじめご了承ください。

情報サービス演習についてはこちら☟

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